理系(技術系)の転職が難しいと言われる理由と理系の私が転職した実体験
理系の転職が難しいと言われる事はありますが、一概にそうとは言い切れません。
私の実体験の話も踏まえて解説していきます。
この記事を読んで理系転職に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
理系の転職が難しいと言われる理由と中身を解説
理系転職が難しいと言われる理由には以下のような事が考えられます。
専門性や経験値を求められる事が多い
一番難しいと思われる理由は専門性が求められるからだと思います。
これは実際に転職活動をしていたから分かる事ですが、有名企業や実績のある人気企業の転職求人票をみていると、募集している職種に関わる職経験者を求めている時が多いです。
もちろん未経験歓迎などの募集内容も良く見かけますが、そこそこ知名度のある企業に関しては大抵経験値を求められる事が多いです。
しかし、ここで経験値がないという方に諦めてほしくない事例もあります。情熱が伝われば採用される可能性がある事です。
実際に経験値がない職種へ募集し、書類審査が通り、面接を受けたことがあります。
そこで今までの経験してきたことを話し、募集している業務内容には直接的に関わってはいない事を伝えました。複数の面接官がいるので各々反応は違いますが、私がその業種をやってみたいという熱意が伝わったのか1人の方の反応が良かったです。そして一次面接を突破する事ができました。
もちろん今までやってきた事を活かせる業種が一番企業に認められやすいですが、どうしてもやってみたいことがあるという方はチャレンジする前から諦めないでほしいです。
また、同じような業務内容でもかなり深堀される場合と浅く深堀される場合があります。色々質問をぶつけてくる企業は多くの専門性を求めているのだと感じました。
転職の面接前や自己紹介シートを書く前に今まで経験してきた業務や、成長できたと感じる業務などを自己整理しておくと面接で役にたちますよ。
文系業種などと比較した時に求人搭載数が少ない
これはそもそもの理系人口が少ない事が理由ですので、必然の事です。
高校や大学での人数で分かるように、そもそも理系人口というのは少ないですよね。
しかし、理系人口が少ないため企業は技術者を求めています。
求人数は少ないように感じるかも知れませんが需要があるのです。
もちろん理系の中の業種にもよりますが、システムエンジニア(SE)、電気設計者、機械設計者、技術サービス等の企業において一般的な職種は求人はそこそこ出ています。
逆に慎重に選んで受けないと多くの面接を受ける事になってしまい、有給休暇がきつくなる事もあります。私がそうでした。
企業があなたを選ぶだけでなく、あなたも企業を選ぶ気持ちで転職する事をお勧めします。
理系転職だからといって躊躇する必要はない!理系の強みを活かそう
上記でも述べたように技術者などの理系求人というのは需要があります。
あなたの経験してきた事と企業が欲しい人材がマッチすればキャリアアップも全然可能です。
転職した後の年収はこちらの記事を参照してください。
有名大学に出ているとか、元々有名企業からの転職だとかはプラスにはなると思いますがそれよりも大事な事があります。
それは自分の経験してきた事を面接でしっかりと伝えられるか、やりたい仕事の情熱をどこまで伝えれるかです。
他にも面接する人事の性格なども関わってきますが、兎に角この2点だけはどんな面接においても重要になってくるはずなので抑えておきましょう。
実際に面接でうまく答えられなく・技術面をうまく話せなくても面接感から「やる気は伝わってきました」と言われ面接を通過した経験があります。
もちろん技術面がマッチしているとベストですが、技術を備えていないからと言ってあきらめるのはもったいないです。合格する可能性はあるので行きたい企業があるならば応募するだけ応募してみた方がいいです。
私が転職活動で利用したサービス
転職は行動力さえあればだれでも可能なものです。
周りでも実際に転職したいと考えている人は沢山いますが、なかなか転職するための行動を実行していません。
まずは初めの第一歩として、転職サービスに登録してどんな企業が採用募集をしている所から始めると良いです。もちろんお金は掛かりませんし、自分の会社だけでなく他社をより多くする事が大事ですからね。
私が利用していたサービスを紹介しています。実際に転職活動で利用したのは以下の3つだけです。
リクナビNEXTとリクルートエージェントは同じリクルートグループですが中身が違います。
簡単に言うと転職エージェントと転職サイトです。転職エージェントを利用すると「非公開求人」も紹介してもらえたりします。
『doda』はエージェントサービスと転職サイトが合体したような感じです。
詳細が知りたい人はこちらの記事を参照してください。
どのサービスが良いのかの結論は両方登録しておくことをおすすめします。
dodaとリクナビの2種類登録する意味としては、どちらか一方にしか求人広告がない企業もあるからです。また、2つの会社のエージェントをつける事でエージェントの能力をフルに使う事ができます。
最初は1つでいいので、初めの一歩としてリクルートサービスに登録する事から行動しましょう。